平成の聖徳太子

徒然なるままに日暮らし、頭を使ってなんとかハッピーな野郎になろうとするブログです。

仕事を考える

この世に楽しい仕事というのはあるのだろうか。


因みに小生は、世間的には楽な仕事と分類されるであろう職についている。

室内で冷暖房完備、福利厚生も充実しており、立場はかなり堅固に守られている。

やりがいもあり、罪悪感をほとんど感じない職である。


学生時代に、必死こいてどんな環境で働きたいかを考えた末の、選択だった。


環境を重視し、仕事内容は罪悪感がなければなんでもいいと割り切った。


天国のようなはずの環境なのだが、なぜか辛い。宝くじを買って、週末に祈りながら抽撰結果を見る日々である。



しかし、そもそも楽しい仕事などあるのだろうか。

楽しそうな職種といえば、野球選手や歌手がパッと思いつく。


野球選手は、毎日厳しい練習をし、技術を磨き、プレーで世間を楽しませる素晴らしい仕事である。

冷めた目で見ると、一年中白い球を投げたり、棒で叩いたり、飛んできた球を取ったり落としたりする仕事かもしれない。


意義を感じられる人もいれば、そんなことしてどうすんねんと思う人もいるだろう。


歌手は、自分の届けたいメッセージやリズムを、世間に送り出し、ある人は元気をもらい、ある人は共感して泣く。素晴らしい仕事だ。

冷めた目で見ると、歌手という仕事は同じ歌を歌い続けている仕事であり、飽きないのかと不思議に思う。


以前カラオケで、練習と思い同じ歌を20回くらい歌ったが、楽しいのは最初の3回くらいだった。


歌手は飽きないのだろうか。


芸人も、劇団員も、飽きないのだろうか。


職人といわれる人達がいる。


飽きないのだろうか。とても不思議である。


よくプロフェッショナルのなかで、この仕事に終わりはない。だから挑戦し続ける、という人がいる。


心から羨ましい。


気の持ちようなのだろうか。同じ仕事を楽しめる人と、クソつまらないと感じる人がいる。出来るなら、楽しめる人になりたい。


なぜイチローは打席に立ち続けるのだろう。なぜ羽生善治は将棋を指し続けるのだろう。


生活には困らないほどの財があるだろうに。

計り知れない栄誉を勝ち取っただろうに。



偏差値75あっても入りたいところが志望校だと、アルバイト時代に生徒さんに言っていた。


俺は1兆円もってても今の職に就きたいだろうか。

1兆円もってても、就きたい職などあるのだろうか。


おそらく、自分のためには働けないだろう。

孫正義も、ビルゲイツも、世界の人々のためにという意識で働いているという。


使命感を持って日々を過ごしている人の目はとても美しい。


私の目は、全然美しくない。


人様の為にという気持ちを持てたら、少しはいい目になるだろうか。


俺は働き続けられるだろうか。